ユーフォニアム上達 Tips

ユーフォニアムをはじめ金管楽器奏者向けの情報サイト

Education

良い先輩、いらない先輩

初心者への手ほどき 新入生、特に初めて楽器に触れる人にとって、金管楽器はなかなかハードルの高い楽器です、ついつい親切に教えがちになりますが、なんと放っておいても良いみたいな研究があります。 実験具体的な声かけをしたグループ ただ励ます(見守る…

金管奏者おすすめ書籍3点

近年、楽譜以上に充実される書籍や翻訳について、これは!と思うものをセレクトしました。レッスンが受けられないけど上達したい方、また、購入前の参考にご利用下さい。 1.バジル先生3部作 まずご紹介するのはアレクサンダーテクニーク教師として活躍中のバ…

座奏の姿勢

立奏の時は右腕と合わせて、左腕も一緒に構えます(使う) では座る時、この両腕、左腕の力加減は同じですか? 学生など、小柄な方は、膝上に楽器が触れ、腕の力を抜いていると思います。

短所への取り組み

年末最後のレッスンは高音域が得意な方のセッションでした。 低音域のアプローチ ここ数回取り組んでいたのは、D→B(low)へ滑らかに演奏(繋げる)。 この改善策としてマウスピースの接地を唇の左側を多く強く意識すると上手く繋がります。 今日も音出しから…

レッスン受講について

腹式呼吸、○○拍のロングトーン、良くある基礎練習をしても上達しない‥‥ アーティズムブラスではコーチングを学び、10年以上の経験の他、演奏活動も行う、現役大学講師が直接指導し、奏者のそれぞれの悩みに応じて、一緒に改善策を見つけます。

音域の拡大/初級編

今年はオンライン中心ですので、SNSで見つけた、音域の拡大について説明していきます。

横隔膜だけじゃない、呼吸のしくみ

特に大音量、高い音域で、息に高い圧力が必要な際、この骨盤低筋群を活用すると上手くいきます。吐く時に高い位置の横隔膜と低い位置の骨盤低筋群が共に動く事を感じましょう。

右肘の位置

今年の夏も指導校のコンクールの付き添いの関係で他校の演奏も多く見てきました。その中でユーフォ二アムの演奏中、右肘を上げて演奏する生徒を多く見かけたので、主な役割を説明しましょう。 肘 右ひじの役割 ずばり、音域と音量のコントロール。 ユーフォ…

夏期講習会のご案内

この度、2019年4月より新設されます、神戸女学院ユーフォニアム科の講師に採用されました。 そこで、高校生を対象に夏期講習会のご案内です。 今後の進路で、どのようにユーフォニアムと接していくか、お悩みの方への相談はもちろん、今の演奏技術のレベル診…

指導に活かせる大脳機能

|指導者向け、認知科学の視点 [youtube https://www.youtube.com/watch?v=hNERzZDZT68?rel=0&w=560&h=315] 練習、または指導に携わる方へ、思考時における際の反応を、認知科学の方の素晴らしいプレゼンテーションがありましたので、翻訳したものをリンクし…

コンクール前 バジングについて2/2

前回はバジングの取り組みかたについてでした。今回はなぜするのか?必要性についてお話。 あくまで持論ですが、小中高生(大学進学の場合を除く)には特に必要ない練習と考えています。バジングとは本来閉じている唇の間を通り抜ける息の確認作業ですが、 …

コンクール前 バジングについて1/2

吹奏楽コンクールまでおよそ1ヶ月となりました。課題曲、自由曲も決まりそれぞれの曲中で難しい箇所が見えてくる時期でしょう。 今回は指導先でよく見受けられるバジングについて、取り組み方が間違っている練習方法についてその本来の効能と正しい方法を解…

舌(身体の中)の動き

[youtube https://www.youtube.com/watch?v=MWcOwgWsPHA?rel=0&w=560&h=315] ベルリンフィルのHr奏者で活躍中のサラさんのHPにて私達が演奏中の身体の内部をMRIを使用して、どのように動いているのか12分にまとめたビデオが公開中です。奏者よりも指導者向け…

25回音楽アカデミー

3年前より参加しています、京都で行なわれる音楽アカデミーですが、来週より始まります。今年は25周年という記念の節目にあたります。 今年はクラリネットと入れ替わりオーボエクラスが開校され、約2週間通訳として参加します。 1日だけ一般の方も聴講できる…

Cono Tune

明日は新型iPhone(6?)発表されるそうですね。外見が変わるのも重要ですが、スマートホンでは自由にAppを追加、変更出来る点が長所です。国産Appでしかもメトロノーム&チューナーがセットです。 ダウンロード先

J.モリソン演奏法(息について)

[youtube https://www.youtube.com/watch?v=oGm1MAT-ttQ?rel=0&showinfo=0?ecver=1&w=560&h=315] 前回upしたミード先生のマスタークラスシリーズ実践されましたでしょうか? 今回はトランペットとトロンボーンを見事に吹き分けるジェームスモリソンによる 金…

チャイルズ氏 レッスンまとめ

先日ディヴィッドチャイルズ氏のレッスンを受講する機会がありましたので、まとめ記事にしておきます。 今回は叔父に当たるニコラスの為に書かれた作品より、ゴーランドの二番、第三楽章を演奏。 1,2がかなり長く、暗いイメージが続く中、この最終楽章は底抜…

D.チャイルズ 公開レッスン

キャンプ2013からそろそろひと月経とうとする久々のblog更新です。この秋余裕を持って基礎面の向上に時間を割く予定だったのが、10月30日三木楽器にて行なわれる英国の奏者、D.チャイルズ 公開レッスン受講生として出演します。 予定曲は没後20年を迎える英…

ミード イタリアンマスタークラスシリーズ

ミード先生によるユーフォニアムの練習方法の概要が凝縮されているもののまとめです。 みんな取り組む、日頃の練習メニュー内で、より意識する/注意点が実践と一緒に学べます。

ベッソン・ユーフォニアムを語る パイパース4月号 2012

2012パイパース4月号、{楽器の系譜}にて三浦 徹、深石 宗太郎両氏による対談という形でベッソンから始まったユーフォニアムの歴史から必要とされる音色のイメージを上手く言葉に直されています。 またオーボエの巨匠M.ブルグ氏の特集、とても読み応えある内…

京都アカデミーで得たポイント

Facebookには割と記述した3月末に京都にて行なわれる、京都アカデミーチェロクラスの公式通訳として 約2週間計55レッスン帯同し受講生達と過ごしました。 正直チェロは音出して、音階弾けるだけですので、深い所まで理解出来ない中、管楽器と重なる点もあっ…

はじめてのオーケストラと中学生時代

3/3大阪都心、梅田劇場にて大阪フィルと市内中学生吹奏楽部員300名が合同で演奏会を開くイベントに出演しました。 この編成には、サックスとEuphoniumもきちんと入っており、私はホルスト作曲惑星より木星で中学生と共演です。 tuttiのffや、ダブルタンギン…

ユーフォニアム アンサンブル

成人式、女の子の晴れ姿が見受けられる日ですが、大阪ではあいにくの大雨。関東では積雪だそうです。例年は明石でキャンプのでしたので、この連休をゆっくり過ごすのに違和感を感じます。 昨年ようやく5回目を迎えた、指導先の学生有志によるアンサンブルの…

ブリーズ公演後

雨の中、28回ライムライト演奏会へお越し頂いたみなさま、この場を借り御礼申し上げます。 2年ぶりの演奏会へ持替え楽器でのエキストラとして参加という緊張する本番でした。 1st Hornですが、基本EuphoのチューニングBbからハイBbの音域を演奏しています。 …

持ち替えの話し 、テナーホーン

14日のブリーズブラスバンド出演の準備で、今回はテナーホーンを持ち替えします。これまでフランスではバストランペット、バリトンなど取り組みましたが、Eb管は初めての試み。 まず構え方ですが、一般的には左手がピストンを覆うようですが、あれトランペッ…

夏バテとリズム

皆さんコンクールの結果はどうでしたでしょうか?大阪では連日35度を超える暑さで部屋に篭るだけでも汗が出てきますね。 夏バテになりそうな中、 最近学生達にも勧め、実践しているのが、20分練習。 もともとはエプシロンアンサンブルのメンバーのプッチーニ…

リップスラーのポイント

夏ですので吹奏楽コンクールに向けた多くの練習を見受けます。今回は指導先で気になったリップスラーの練習時のポイントをいくつか上げます。 連符が速く出来ない、音の跳躍が引っかかる、多くの学生が悩んでいますが、この練習によって得られる物は音質です…

フィンガーフレキシビリティ【ビジッティ】

フィンガリング、運指のトレーニング 今回久しぶりの4Barsrestマスタークラスシリーズよりご紹介。今回はイギリスの金管バンドで著名なコルネット奏者、デウィ・グリフィス(Dewi Griffiths)が登場。 指の独立トレーニング 右手の3本の指を独立させて動かす覚…

管楽器奏者の歯科

以前親知らずを抜歯して依頼、久しぶりに反対の親知らずの痛みが再発。 やっぱり口の中だけに楽器に影響でますよね。 勤め先の多くの学生達も通っている歯科医院に最近通いました。 原因は顎関節の痛み。 調子にのってサクソルンでフランスのレパートリーを…

ベッソン・ユーフォニアムを語る パイパース4月号 2012

2012パイパース4月号、{楽器の系譜}にて三浦 徹、深石 宗太郎両氏による対談という形でベッソンから始まったユーフォニアムの歴史から必要とされる音色のイメージを上手く言葉に直されています。 またオーボエの巨匠M.ブルグ氏の特集、とても読み応えある内…