今回取り上げる2つのソナタの1つ。フランスの作曲家、A.ジラールの紹介です。
A.ジラールについて
彼はN.Y生まれのフランス人作曲家。2022年、フランスで開催予定の国際コンクールのファイナル委嘱作品"Au-devant du soleil"を手がける等、今欧州で注目の作曲家の一人です。このソナタの他にもエチュードを手がける等、ユーフォニアム(奏者)の機能を熟知しています。
ソナタについて
このソナタは彼の中期にあたる作品でS. ライヒ等、ミニマル音楽の要素と、同じモチーフ(リズム)を繰り返すインド音楽、そして旋法に適した和声の用い方が特徴です。
彼は、故) I.ミリエ先生からの委嘱の際、初めてユーフォニアムを見た彼にオリジナル作品はもちろん、使用可能な音量、特に4オクターブの音域に興味を持ったそうです。そしてこのデモ演奏でのビバルディの協奏曲に感銘を受けた事を後に語っています。
リサイタルもう一つのソナタ、ジラールの作品。フォルテでスタッカートが難所💦 pic.twitter.com/BmxZ95ZDss
— 川原みきお 12/3リサイタル大阪公演 (@mikiok) 2021年11月23日
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