ユーフォニアム上達 Tips

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ミード イタリアンマスタークラスシリーズ

7月にイタリアで行われた講習会中に収録されたユーフォニアムの練習方法の概要が凝縮されているもののまとめです。 みんな取り組む、日頃の練習メニュー内で、より意識する/注意点が実践と一緒に学べます。

ブレストレーニングについて

息の量はもちろん、吸い終わり、吐いているときの、上半身の力加減が感じられるのが大切。 (初めての方は座ってする事をおすすめします、失神する場合もあるので複数でするように) www.youtube.com

バジング、マウスピースでの取り組み方

この項は初心者の方、専門の方にレッスンを見てもらった事の無い方におすすめです。 まずは唇を振動させることより、息の自然な流れを意識する事。 決して力まかせにしない事。 音がこもる、詰まった音で悩んでいる人は閉じ過ぎの場合が多いです。  ※唇はポッキーの「ポっ」を発音する時と同じ閉じ具合と開き具合です。

初めの動画で行った息の流れが楽器を身体に持ってきた際も自然な形になるように www.youtube.com

唇の内部の確認に便利なアイテム!

楽器無しで手軽に練習出来るスタンダードタイプ。

ベンディングについて

トランペット、トロンボーンでよく取り組む練習方法。はじめに演奏する音程から運指を変えずに半音下げ、息の力でもとの音程へ戻します。 唇の柔軟性と響きの質を養います。 楽器をつけたバジングとも言える練習と考えても良いと思います。毎日でなくても、週に何度か取り組む時間を取ると唇の反応が飛躍的に改善される練習です。 5:00からはオクターブのスラーが始まります。すべての金管奏者必須のフレーズです

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ベッソンと相性◎ ミードモデル

カンタービレ(唄)について

1:30からボルドーニのフレーズを演奏しますが、音程とリズムに連動性の感じられない無機質な演奏です。 いかに聴衆に表現するか旋律のもつフレーズ感を実践してくれています。 とくに毎日の音階練習で8つの音がバラバラにならないように。息を吐き続けて、その時の上半身の感触、力加減を見つけられるのがポイントです。 プロの演奏を聞いた事の無い方、音色の一つのお手本としてじっくり聞いてみましょう

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お馴染みのボルドーニ1巻

専門的に勉強したい方向き、ボルドーニ2巻