前回Growの演奏会で取り上げたGollandの協奏曲より1楽章の抜粋です。ピアノ伴奏版での録音は少ないですのでご参考に。
尚この楽章は本来1,2楽章とアタッカ（連続して）演奏されますが、作曲者のオプションとして単一楽章で終えるCodaも用意されています。
J.ゴーランド協奏曲第二番
続いてはこの協奏曲の中ではホロヴィッツについで比較的単1楽章でのレコーディング、演奏が行われる第２楽章。楽譜では拍、リズム等記載されてはいますが、レシタティーボに近いカデンツァ風な曲想で、奏者に多くの事がまかされます。
第3楽章
これまでの2つより演奏時間も短く、曲想も第一から、第二、最終楽章へと徐々に明るくなり、形式、リズム的にも古典的な要素が多く含まれる興味深い楽章です。奏者的には全体通して休息時間が時間が少なく、アタッカでつながる事もあるので最後のハイEbの音質を保つの準備が必要です。
- アーティスト:露木 薫/佐藤勝重
- 発売日: 2015/11/25
- メディア: CD
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