息の通り道と体の使い方のエクササイズ3選
レッスンを見ると、奏者毎に、異なるコツや、意識があるようです。
演奏する際、基本的に3つの要素が必要と考えます。
- 唇(歯並び)とマウスピースの位置(角度)
- ベロの位置と扱い
- 喉の状態と扱い
今回は、息の通り道、ベロと喉をベストなポジションへ
導くエクササイズをお伝えします。
ベロからのアプローチ
まずはTbの名手アレッシさんのデモを聞きましょう。
身近なものだと、新品の殺虫剤やヘアスプレー
コーラの栓を開けるプシッーーー!
という明らかに勢いある音を真似します。
すぐにできた人はこのベロと息の状態で楽器を演奏するとどうでしょう?
日本語の発音でエクササイズ
先程のベロの位置が定まらない人は、この発音動画を見てみましょう。
動画のように「ぢ」じ、と「づ」ず、の使い分けとベロのコントロールを確認しましょう。日本人なら出来るはず!
確認したら楽器で「ぢ」、「づ」のポジションで演奏するとどうでしょう。演奏しながらベロを微妙に動かすだけで音程が上がれば成功です。
この際、顎や唇もモゾモゾ動いても大丈夫です。
喉からのアプローチ
動物のモノマネ、やぎ編
ベロの位置、やってみたけど、音程が低い、あまり勢いがなさそう、
そんな人にはヤギのものまねをおすすめします。
ポイントは2つあります。
- 音程は自由ですが、少し低めの声
- 「メェ〜」の伸びてるとき、もっと途切れ途切れでも良い
やりにくい時は、初めに口を閉じて「ん〜メェ〜」とするとポジションを見つけやすいです。
フクロウ編
次はフクロウ、これは高音の時、合唱のように、響きを後頭部で感じやすい人は、こちらが相性良いようです。
実際、楽に演奏している際、これらの要素が上手く、自然に連動しています。が初めのうちはこれらのどれか1つに意識を絞るとコツを掴みやすいと思います。
姿勢変化の準備
これまで喉と口腔内の息の通り道を適正にするエクササイズをお伝えしました。
最後にお伝えするのは、もっと身体の全身を使うエクササイズです。
よく海外の奏者が高音域を演奏する際、胸を張る、腰をそらせる動き、見ませんか?
これ外見だけ真似しても同じ結果に繋がりません。
なぜなら、そういう動きに見える人たちは、無意識で
このような背骨から動き出しているようです。
人によって背中を丸める方、または反らす方、好みが別れると思いますが、練習前、演奏中、取り入れて見ましょう!
キャットアンドカウ参考動画
更に詳しく知りたい方は、対面でレッスンを受講可能です。
個人はもちろん、複数人でのグループ形式、クラブ地域移行でのクラブでの指導も行います。
インタビュー掲載のご紹介
ユーフォニアム備品引き継ぎと楽器のお手入れ
主に秋と春、学校では備品の引き継ぎ(先輩から後輩)の時期が行われます。
楽器という道具を使う以上、練習以外にバルブ、抜き差し管のメンテナンスも必要です。少しでも良い状態でパフォーマンスUPのヒントをまとめました。
おすすめバルブオイル
- ヤマハ バルブオイル
スーパーライト/オイルには楽器の痛み具合によって粘度が代わり、若干響きに影響します。 スーパーライトは最も澄んだ響きで、ピストンがひっかからないならお勧めします。
- ウルトラピュア
ウルトラライト/比較的入手しやすいアメリカのブランド、粘度としてはヘットマンNo.1、ヤマハスーパーライトに近く、豊かさと澄んだ響きのバランスがユーフォにピッタリと感じます。
専門店のドルチェ楽器から発送されます
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おすすめグリス
- ラトロンバ
F1コルク、スライドグリス/リコーダー付属のグリスに似た見た目です。
硬すぎず、すっぽ抜けず、絶妙な中唐加減。 音色が暗い、こもるのが悩みの方は試してみましょう。
重めバック(赤ジェル)>ヤマハレギュラー≧ラトロンバ>シルキー(白)軽め
(※F2というシルバーのラベルは柔らかめです)
↓こちらは珍しいお試し用の少量タイプ。
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- ウルトラハード
学校の古い備品では、夏場にチューニング/4番管が抜けて困る方にお勧め。
またしっかりした吹奏感、抵抗感が好みの方にも良いでしょう。
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ピストンバルブのお手入れ
運指を変える際に指で触れ、上下ピストン運動するのがピストンバルブ。
このピストンバルブを囲んでいるのが、バルブケーシング(抜き差し管が繋がっている箇所)
用意するもの
- 新しいガーゼ
- オイル・グリスクリーナー
- クリーニングロッド(リコーダー付属のプラ製品)
ピストン部/ガーゼにクリーナー液を出し、ピストンバルブのオイル、ほこりなど優しく丁寧に取り除きます。(ガーゼのカスも残さないように)
ケーシング部/ガーゼをクリーニングロッドに巻く(特にロッド先端部がケーシングに触れないように)クリーナー液を出し、内部のオイル、ほこりなど優しく丁寧に取り除きます。(ガーゼのカスも残さないように)特に抜き差し管の接合部は古いグリスの塊も出てくるので、念入りに。(スマホのライト等で照らすのもおすすめ)
京都の専門店jeugiaページ
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京都の専門店jeugiaページ |
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元に戻す際、ケーシング内の溝にピストンの突起(ガイド)がハマる箇所を確認しながらゆっくり挿入する(オイルは付けない!)この時点で引っ掛かりがあれば、再度、内部の汚れを確認、滑らかに動いてから、オイルを3,4滴付けます。
ソベリン969の魅力とアダプター特徴

ベッソンから久しぶりの新モデル、ソベリン969を試しました、
試奏のレビューと、特徴をまとめましたので、試奏時の参考にご利用下さい。
(一般的なBach 5Gを用いての試奏)
ソベリン969レビュー
スペック
- ベルサイズ 292mm
- 重量 4650g
- リードパイプ (プレスティージュタイプ)
- シャンク/ギャップ変換アダプター6点(細管/ミディアム2種/太管3種)
フィット感と構え
現行ソベリンのラインナップの967、968と比較すると、演奏時、最も異なるのは
構え/持ち方による、吹奏感(唇との接地感)。
969はリードパイプがプレスティージュタイプ(下図左矢印の角度)が採用された事で、左肘を前に出すスタイルの方にはフィットするでしょう。
(脇とかに抱えるのが好みの方は967、968、Neoなどがフィットするのでは?)

アダプターとギャップについて
リードパイプの次の特徴は、シャンクアダプターの採用。
その前に、まずギャップを聞いたことがない方へイラストで解説。
日頃マウスピースの差し込み口(シャンク/イラスト黄色部)
をレシーバーに刺します。この時、レシーバー奥のリードパイプ(イラスト右)まで、いくつかの理由で数ミリの隙間が設けられ、この隙間をGap ギャップと呼んでいます。

この隙間(ギャップ)の大きさにより、演奏時の抵抗感、持久力、また発音時の反応が変化します。(アダムスやサクソルンメーカーが採用済み)

969付属のアダプターに記るされる刻印はこのような意味を持ちます。
例/L1(Large shank のL / 1mmのギャップ)
L2は2mmのギャップ、L3は3mmのギャップ。
アダプターによる変化 (L2を基準として)
L1 特にペダル音域の反応が良い/ハリ感のある響き(968Jより)
L3 ふくよか、たっぷりした響き(フリューゲル的)/音の出だしが丸い(タンギングが破裂する方にはサポートになるかも)
(L2はL3に近いキャラクターです)
このギャップによる変化もありますが、この2分割にするためにアダプター部の素材の肉厚が通常より厚い(重い)ので、そのあたりの影響も969の特徴にありそうです。

レシーバーへはボルトオン
ソベリンシリーズ特徴のまとめ
967 広がりある響き、強奏時も余裕のある音色
968J ハリのある響き、金管らしく割れる音色まで、多彩な表現
New 969
- 節度のある広がり方、深みも加わった響き、まろやかな音色
- 構え方がプレスティージュ/Willsonのスタイル
取材協力
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