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音がはずれるを防ぐ2/3

2つの音の距離

次は指の動きは問題ない人へ、跳躍で音がはまらない場合の練習方法。

大きく2つの動きに分けて考えます。

その1、上行系パターン

●ルール 下から上へ練習しない。

フレーズの最高音からスタートの音へ逆走/奏します。

ここで、ターゲットとなる最高音をいきなり吹けるか確認できます。

意外と吹けてるつもりで、案外100%演奏出来ていなく、フレーズで演奏しても外れる事があります。最高音からスタートする利点は身体的にその音程に適した最適なポジションを覚えやすいので、スタートの位置がどこからでも、一度記憶されたその位置へ脳が上手く移動を促します。

練習としては、引っかかるフレーズを取り出し、まず、楽譜の最高音から右から左へゆっくり1音ずつ足して、次に3つ、4つと必要に応じて続けます。これがテンポで演奏可能になって、初めて、左から→右へ演奏してみましょう。

その2、下降系パターン

下降の場合は最低音がどこかに寄りますが、そこそこ低い場合を想定した練習です。

いきなり低い音を出さず、3から4個上からその最低音へゆっくり良い音色でスラーで下降します。(そのハーモニーのアルペジオとか、スケール等)

その時の確認として、音程は正しいですか?

特に低音域での理想の響き&音程はセットです。正しい響きのポジションを記憶します。

ここが確認出来れば、先ほどの上行と同じ流れで、最低音の一つ左の音から繋げましょう。これを1つずつ増やして、最後にアーティキュレーションを戻して完成です。

→息と唇のバランスから考える。