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音がはずれるを防ぐ1/3

ソロコンテストまで、あと1ヶ月

合奏では目立たない「音がはずれる」て困っている方へアドバイスを送ります。

特にレッスンを受けられない方、文字でも効果のある3つの要素にまとめます。

  • 運指
  • 2つの音の距離
  • 唇と息

人によって、どれか一つで解決しますし、中には3つとも該当する場合もあるでしょう。

1.運指のタイミング

日頃、息を吸って、何気なく音を奏でませんか?

実際身体では、脳が身体に事細かく指示を出し、神経を通して筋肉へ伝達されます。

おおまかに基本のアクションを確認しましょう。

例/B♭でロングトーンの様子

演奏するリズム、スピード、奏でる音程、音量、音価(長さ)をイメージ。

吸気(上半身の拡張)

唇の調整、マウスピースとの接触

呼気とタンギング、ベロの移動

音(上半身の収縮)お腹や、胸が凹むか、外側へ張るか?

5つの要素だけでも、1秒以内で実行されるのは、お分かりになると思います。

この中に運指、指の運動が加わりますが、皆さんどのタイミングでバルブを押していますか?

指が原因で、音が外れる要因を想像しましょう。

吹く瞬間もしくは、吹きながら、バルブを押したらどうなりますか。

もしも、トロンボーンのスライドならグリッサンドのような音になりませんか?

驚くでしょうが、多くの人がタンギングの後に指を動かしています。

☆ピストン、スライドを動かしてから、音程をイメージして、息を吸う事。

これだけで多くのイージーミスが減らせます。

最後まで押し切る

また女性奏者の薬指で押す場合、最後まで押切ってなく、バルブが浮いている場合も

よくあり、結果、音程がずれる、響きにむらが生じます。

手鏡等で確認してみましょう。スマホで録画もおすすめです。

次は音程の距離について→