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リーフレック ユーフォニアムレビュー1/2

リーフレック( lefreque ) という製品がパイパース等メディアにも取り上げられ、気にされる方も多いでしょう。今回ユーフォニアムに限定して、様々な使用例を上げていきます。

※リーフレックを着けたからといって、演奏が上手く(音色が良く)なる訳ではありません。 あくまで人により、吹き心地、正しい息の量を吹き込むきっかけが得られる効果が一番でしょう。


Misa Mead review lefreQue

(ミサさんによる日本語解説)

装着箇所


最も標準的かつ変化が大きいものはマウスピースとレシーバー間の装着ですが吹奏感が大きく変化しますので実際に試して実感して下さい。ここではメーカーのイメージでも画像があり、円筒管楽器の多くの奏者がこの位置で使用しています。

これらの素材のマッチングは管体と同じ素材、または同形のものが吹奏感の変化が少ないです。

例)ウイルソンのGoldとスターリングシルバーの相性は良い。

私の場合はベッソンプレステージ(真鍮 | Brassの素材、スタンダードベルタイプに33mmのモデル)を併せました。

素材別の変化は以下に。

Brass(標準-ラッカー)| ピストン、音域による音色のムラの低減と均質性が得られる。(これまでより明るめの響き)(吹奏感、抵抗の変化も少ないモデル)

vintage|Brassモデルの響きを保ちつつ、吹奏感、抵抗が少し増し、アタック、音の立ち上がりが明瞭になる、反面柔らかい表現が難しい。

solid silver | 入手出来る素材の中で最も比重が重く、太めの響きで、音圧も増量。吹奏感の抵抗も最も強めに。このモデルが必要な方は、マウスピース、ひょっとすると楽器も 変えた方が良いかもしれません。(非常に強い抵抗力です。アマチュアの方にはお勧めしません)

最近流行のフレーバー珈琲や紅茶の味(響き)にたとえるなら、

brassモデル→ブラックコーヒーを少し飲み易くする微糖派

ビンテージモデルアメリカン(薄い珈琲)というより、香り高く濃いめのエスプレッソのような変化。

ソリッドシルバーモデル→はエスプレッソに生クリームを加え、深さと濃く、優しさを味わう感じでしょうか。


価格、在庫などこちらより確認可能です。

おすすめのアイデア【応用編】

いずれのモデルも響きが変化するので、マウスピースのカップ容量を小さめにし、体力の保持、ハイトーンへの対応も可能になる副産物も生まれます。 既に使用されている方へ、留め具として付属のラバーバンドが比較的破損し易いです。 そんな方へはベルクロテープを適度な大きさに切り調整しては如何でしょうか? 利点として抜き差し管以外への場所へも取り付け可能です。(2019年より国内在庫も改善されました) ↓こちらはミード先生による解説。


Steven Mead testing lefreQue on Euphonium

【注意】 これまでのアクセサリーに比べ、変化が大きいですので、必ず複数の素材とサイズを試す事をお勧めします。人により吹奏感の変化も違和感が出ますので、人の意見に流されず、自分の好みを見つけて下さい。

音量、響き自体は若干落ちますので、しっかり響かせる事を大事に演奏するように。

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