いよいよ音楽大学でのリモート授業、オンラインレッスンが始まります。今回はレッスンで気になる響き(音質)を向上するアイテムを紹介します。
音質と容量
まずはハンディレコーダーでの設定から説明します。
みなさんお持ちのCDの音質(フォーマット)は16bit/44.1khzという周波数で表されます。
これをパソコンの画面で表示させるとWAV(AIFF)で表示されます。
そしてMP3、こちらの方が馴染みがあるフォーマットだと思います。
圧縮音源のフォーマットですが、レコーダーの設定内にいくつか異なる数字が表示されます。
例)MP3/128bps,192bps等、、、
この数字は音質と関連があり、
おおまかに数値が大きいほどCDの音源へ近づけます(同じではありません)
大まかなイメージ
ラジオ放送 96kbps
カーオーディオ 128kbps
apple music 256kbps ←この辺りがおすすめの設定
現行の最高音質 320kbps←短い曲ならこの設定でもファイルが小さい。
WAVは高音質ですが保存する際、情報量が多いので当然ファイルの容量も大きくなり通信、添付には適しません(60分でおよそ700Mb)
iPhone/iPadの設定
設定>ボイスメモ>オーディオの品質>ロスレス圧縮を選択。
GarageBand>録音レベルを調整>録音後>項目を選択>共有>曲>192/256kbpsを選ぶ。
GarageBandは少し手間がかかりますが、金管のように大きい音量の楽器では録音レベルを調整出来るのはとても便利な機能です。
オーディオインターフェース
ここからは講師向けの項目です。講師であればPC/MacとDAW(編集ソフト)を持ち、
ハンディレコーダーもお持ちかと思います。幾つかの条件が揃うとこの2つを接続し、高音質で配信(オンラインレッスンが)可能です。
下記にzoomのレコーダーを扱う、専門のライターによるレビューです。
【藤本健のDigital Audio Laboratory】約12,000円の96kHz/24bit対応ZOOMレコーダ「H1n」で録音。iPhoneやPC接続も-AV Watch
この条件がそろえば、講師の音をより良いマイクで拾え、PCの 大画面で生徒の演奏を確認可能です。
現在のレコーダーでインターフェースに利用可能な製品です。
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