Facebookには割と記述した3月末に京都にて行なわれる、京都アカデミーチェロクラスの公式通訳として
約2週間計55レッスン帯同し受講生達と過ごしました。
正直チェロは音出して、音階弾けるだけですので、深い所まで理解出来ない中、管楽器と重なる点もあったので
残しておきます。
チェロの弓を持つ際の小指のコントロール、コンペンセイティングのユーフォニアムだと必要ありませんが、このピーンと張ることの多い小指は肘の力みに繋がります、この指を自然に丸くなるようコントロール出来るだけで響きに柔らかさがついてきます。(ぎゅっと拳を握る理由でもない)
弓の使い方ですが、端(手前は弓元)から端(先は弓先)まで一杯に使う事はほぼないこと。
管楽器でたとえるなら息の使い方に似ていますが、フルブレスはしても、それを思い切り吐く事は曲想によりきりですよ
という事。これはFLクラスのフェランディス氏も同じ事を述べられ、日本人は息を吐き過ぎ。大切なのはどう響かせるか?というイメージを持つ事が大切と話されていました。
また無伴奏チェロ組曲等、ブレスが取りにくい時も肺を空にする前に補助的に息を補給し流れを遮らないように注意するというのもうなづけました。
また難しい箇所に取り組む際、決して無理をしない、暑くならず、冷静さを保って客観的に見る気分で取り組む。
また演奏の際に笑顔を絶やさない、下を向かない、こういった面が精神的に暗くなる、姿勢も悪くなると指摘されていました。