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J.モリソン演奏法(息について)

[youtube https://www.youtube.com/watch?v=oGm1MAT-ttQ?rel=0&showinfo=0?ecver=1&w=560&h=315]

前回upしたミード先生のマスタークラスシリーズ実践されましたでしょうか?

今回はトランペットとトロンボーンを見事に吹き分けるジェームスモリソンによる 金管楽器演奏に携わるポイントを各項目事に約10分でまとめています。

息について

まず今回の最大のポイント深いブレスとは?

良いブレスは良いサウンドの根源と指導されますね? しかし、目に見えず、重さの無い空気をどのように扱うか? を具体的に述べる方はそう多くいません。 空気と同じ位、意味がとらえにくい物。 リラックス。 彼が50秒から1分の箇所で実践しています。 吸気で胸が一杯になり、緊張が生まれ、呼気でリラックスしています。 体育、体操で皆さん体験しているでしょう。 良いブレスを取る為にはリラックスして、喉の気道を確保すると上手く行きます 1'25から彼が少量のブレスを取り、力強く吐いていきます。 この時口笛をふくように唇の真ん中に息を集めて息を押し出す(フォーカス) 意識を用いるとより効果的です(俗にいうお腹を使う) 2'05からは悪いお手本です。本人はベンチに腰掛け、ダラーんとします。 口を開けていますが、一向に息は身体に入ってきません。 そう、良い息を取り入れる最初の行動はまず肺の中の空気を押し出す事が1番初めの作業です。 2'50から彼が息が無いのに限界まで話を続けます。3'00身体が硬直し苦しくなり 思わず身体が息をします。(当然の生理現象)この時お腹の底まで非常に深いブレスをリラックスして行なっています(実験的に) 3'05からまとめです。まず呼気から、しっかり吐いて、しばらく何もせず待ちます。この練習は初心者にも分かり易いと思います。 3'45から驚きやブレスによって緊張するのを大げさに表しています。 彼はこういう状況のブレスは楽器には不要だと考え、 4'10から早朝、大自然のキャンプでまだ外気がわずかに寒い中、起床して最初にする気分の良い深呼吸が彼の理想のイメージを述べています。 おそらく笑みがこぼれますよね。

吐く力/エキゾースト

5'20からリラックスしたブレス、吐く時に的を決め上手にまとめて力強く吐きます (エネルギッシュな空気) 楽器を練習して上手くいかない初心者はここの動きが逆になっていませんか? 何も意識しない50秒から1分の箇所では息を吐けば吐くほど、息のエネルギーが減って行きます。しかし音楽ではフレーズ最後にオクターブの跳躍が出て来たりします。そこで最後まで息のエネルギを持続させるように、吐く際にはテンションが必要です。 今回はこの感触を実践する為に大げさな動きで説明しましたが、 実際の演奏でここまで大げさにしなくても構いません、しかし この取り組みは楽器の無い家や散歩中でも気軽に取り組めます。 息のことで悩んでいる方は実践してみましょう。


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